排卵誘発剤セロフェンには副作用がある!?

排卵誘発剤セロフェン副作用としては、顔面紅潮感や吐き気、下腹部痛、卵巣腫大、下腹痛、頭痛、疲労感など軽微な症状がほとんどで、多胎妊娠も2%〜5%と低確率になっています。

 

また、排卵誘発剤などの服用により卵巣内の卵胞が過剰に刺激され、腹水や胸水の量の増加や下腹部の痛みなどを伴う卵巣過剰刺激症候群OHSSの発症率も5%未満と低く、副作用の少ない排卵誘発剤と言えます。排卵誘発剤セロフェンは、一般的に服用から12日〜14日程度で排卵が行われますが、セロフェンの服用で期待する効果が得られ無い場合には、妊娠時受胎直後から胎児の栄養膜合胞体層で生合成されるヒト絨毛性ゴナドトロピンと呼ばれるホルモンを注射で投与し、注射から約36時間以内に成熟した卵胞から卵子が排出させます。

 

しかし、排卵誘発剤セロフェンの長期わたる服用は、抗エストロゲン作用と呼ばれる子宮頸管粘液の減少や子宮内膜の薄化などを引き起こし、逆に妊娠の確率を低下させるケースもあります。

 

排卵誘発剤セロフェンは、経口製の排卵誘発剤のクロミフェン製剤の一種ですが、直接排卵や卵胞の成熟させる効果の無い医薬品です。セロフェンは、エストロゲン受容体と結びつく事で脳にエストロゲン不足と誤認識させる事で、視床下部に性腺刺激ホルモン放出ホルモンの分泌を促し、脳下垂体前葉より卵胞刺激ホルモンFSHや黄体形成ホルモンLHの分泌量を増加させ排卵を促進する効果を示します。